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「英語そろばん」やってます

Starting with~(願いましては~)
Five hundred thirty seven dollars.(537ドルな~り)
Add fifty nine dollars.(加えて59ドルな~り)
Subtract four dollars.(引いては4ドルな~り)
That‘s all.(以上では?)

The answer is five hundred ninety two dollars.(592ドルです)
That‘s right.(ご明算!)

昔ながらの読み上げ算を英語で言うと、例えばこのようになります。
この次々と読み上げられる数字を、頭の中で日本語に訳さず、耳から入った英数字を直接、そろばんに入れていくのが、PICO西貝塚教室で毎週水曜日(原則)に開いている「英語そろばん」です。
 
例えば、five hundredと聞いたら「えーと、500だから…」などと頭の中で考え直したりせず、そのまま百の位に5、同じようにthirtyと聞いたら十の位に3、sevenと聞いたら一の位に7を入れます。指使いの基本を覚えた生徒が、英数字をいちいち日本語に直さず反射的にそろばんの珠に置き換える訓練を繰り返すことで、ネイティブな外国人の話し言葉を聞き取る「英語耳」が鍛えられるといわれています。そろばんを、半強制的な英語的発音の記憶の定着の道具に使うのです。
 もちろん、最初は1ケタの少ない数をゆっくりと。そして、だんだんスピードを上げて、数も増え、足し算、引き算、2ケタ、3ケタが交じり……。
 実は、英語のoneからtwelveまでには、日本語にない英語独特の発音の大半が含まれています。「聞き取れる」ということは「話せる」こと、と言います。英会話のすべてとはいきませんが、子どもの生活にかかわり深い英数字と、そろばん講師との簡単な会話を和訳せず直接、脳で処理する反復練習が、小学校高学年で本格的に始まる英語学習はもちろん、日本人が苦手とされる実践的な「聞く」「話す」能力を大いにはぐくんでくれるはずです。

耳から入る英数字を、和訳せず素早く指先に伝え、珠の動きに置き換える訓練は、英語耳ができていない日本人には最初はしんどいですが、それに慣れることで集中力と瞬時の判断力が身に付き、何ごとにも俊敏な子どもに育つものと確信しています。 

 「英語そろばん」は受講無料で、水曜日の通常授業の中で随時開いています。希望者はお問い合わせください。